年末年始は何をする?教員におすすめの過ごし方

1年も終わりに近づき、冬休みを心待ちにする時期になってきました。

クラブや部活動で、土日に休めないことが多い教員にとって、まとまった休みがとりやすい夏休みや冬休みは大切なリフレッシュ期間ですよね。今回は、「年末年始は何をしようかな?おすすめの過ごし方があれば知りたい!」と思っている先生に向けて、私自身の教員時代を振り返りながら、おすすめの年末年始の過ごし方を5つ紹介します!

「1年に1度の貴重な年末年始休みなので後悔のないように過ごしたい」と考える方も多いはず。この記事で紹介する内容を、年末年始の過ごし方を考えるための参考にしていただけたら嬉しいです!

教員におすすめの年末年始の過ごし方①:実家等でのんびり

教員におすすめの年末年始の過ごし方の1つ目が、実家等でのんびり過ごすことです。

普段は忙しく、休みの日でも仕事がある生活を続けていると、なかなか実家や地元に帰る機会が少なくありませんか。土日にまとまった休みがあっても、「貴重な土日休みだから、家でゆっくり過ごしたい」と思い、帰省から遠ざかってしまっている方も多いはず。そうなると、なかなか大切な家族と過ごす時間を確保するのが難しいですよね。

実際に私も、実家は車で2時間半ほどの距離にありますが、「せっかく、仕事が休みだから家でダラダラしたい!」という気持ちに負けて、働いてからは帰省する頻度が減ってしまいました。夏休み中は暖かく、天気も良いので、「旅行に出かけたい!」という気持ちが勝ち、帰省をしない…ということも多いです。
そのため、年末年始は実家の家族と過ごす貴重な時間になっています。

普段、あまり家族やきょうだい、地元の友達との時間を作るのが難しい場合は、年末年始に帰省をしてゆっくり大切な人たちとの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。一緒に過ごす時間をつくることで、親やきょうだいも喜んでくれて、自分自身にとってもかけがえのない時間になるはずです。

教員におすすめの年末年始の過ごし方②:遠くに出かける

2つ目におすすめしたい年末年始の過ごし方は、まとまった休みを利用して、遠くに出かけることです。遠出がおすすめの理由は、遠くに出かけることで仕事について考える時間が減り、リフレッシュできるから。

教員の仕事は「その日のうちに片付く」ということが少ないため、休みの日でも生徒指導や授業についてなど、仕事のことを考えてしまいがちです。私も教員として働いていたときは、土日のどちらかを翌週の授業準備にあてていました。

また、常に担当していたクラスの子どもたちのことを考えていたので、夢で仕事をしていることもあったほどです。このような日々の繰り返しでは、なかなか体を休めることができませんよね。

年末年始を含む冬休みには通常の授業がないため、年休等の休みがとりやすく、遠出をするチャンス!遠くに出かけることで、毎日生活をしている地域や出勤ルートから離れられ、仕事のことを考えずにリフレッシュする時間がつくれます。

年末年始に旅行をすると旅費が通常より高くなってしまうので、年休を使って少し日付をずらすとそれほど高くない費用で旅行を楽しむことも可能です!普段から行ってみたいと思っている場所や少し贅沢な宿などに足を運んで、いつもと違う日常を楽しむことが年末年始のおすすめの過ごし方の一つです。

教員におすすめの年末年始の過ごし方③:できる仕事を終わらせる

教員におすすめの年末年始の過ごし方の3つ目は、その時点でできる仕事を終わらせてしまうことです。あまり楽しくはない過ごし方ですが、休み明けの仕事が楽になるという点ではメリットが大きい過ごし方だといえます。

例えば、
・普段忙しくてなかなか手をつけられずにいた仕事
・冬休み明けにある〆切や行事に備えた準備

これらを終わらせてしまうのがおすすめです。

私は年末年始休み中の暇な時間に、冬休み明けに実施されるテスト作成をしていました。実家にいる間は家族と過ごす時間を大切にしていましたが、帰省中でも意外と自由に使える時間があるので、その時間を活用!

いつもは作成に追われているテストですが、冬休み中に完成させることができたため、冬休み明けの仕事にも余裕を持って取り組めました。まとまった時間ではなくても、隙間時間を利用して仕事を終わらせてしまうことで、冬休み明けの自分に感謝されること間違いなしです。

教員におすすめの年末年始の過ごし方④:本で学びを深める

4つ目におすすめしたい年末年始の過ごし方は、本を読んで学びを深めることです。新しい知識を得ることで、自分の悩みが解決したり、仕事や普段の生活が少し楽になったりするのが、読書の魅力。

本を読むことで、新しい視点を取り入れられるので、人生がもっと楽しくなることもありますよね。毎日の仕事や部活動指導に追われ、「読書をして勉強したいけれど、時間を生み出すのが難しい」と悩んでいる方はいませんか。

まとまった時間がある年末年始は、新しい知識を吸収するチャンスです!授業のアイディア本や指導法など、現在の仕事スキル向上に直結する情報を得ると、読書で学んだことをすぐに仕事に活かせます。

世界観を楽しんだり、文章の書き方・表現を学んだりするために、小説などを読むのも良いですね。新しい資格を取得するために本を読んで学習をスタートするタイミングとしても、新しい1年が始まる年始はぴったりです。

「普段は本を選ぶ時間さえ作るのが難しい」という方は、冬休み明けに読書を始められるように、年末年始休みの時間を使ってじっくり読みたい本を選ぶのもおすすめ!

本で知識を得ることは、人生をより豊かなものにしてくれます。年末年始休みを活用し、新しい情報を仕入れて、知識やスキルに磨きをかけてみてはいかがでしょうか。

教員におすすめの年末年始の過ごし方⑤:同期と集まる

最後に紹介する教員におすすめの年末年始の過ごし方は、同じ教員の仕事をしている同期と集まって話をすることです。

同期と話すことで、自分が仕事上で抱える悩みを共有できたり、解決策を得られたりして、日頃の不安やモヤモヤを軽減させられます。同じ職場の先生ではなく、同期だからこそ共有できる悩みや話せることはありませんか。

私が初任者だった頃は、定期的に初任者研修があったため、1年に1回は同期と集まる機会がありました。同じ時期に学校現場で働き出した分、似たような悩みを抱えている先生がいたり、改善するためのアイディアを持っている先生がいたりします。そのため、同期と話すことで安心でき、「仕事を頑張ろう」と思えることが多かったです。

最近はコロナウイルスの影響もあり、初任者研修がオンラインで行われ、自由に同期の先生と話せる機会が少ないかもしれません。その場合は、数人で集まって食事をするだけでもリフレッシュになりますよ。

定期的に同期と集まって話すことで、悩みを相談したり、仕事について語り合ったりすることでリフレッシュをするのも一つの過ごし方です。

年末年始の過ごし方の計画を立てておくのがおすすめ!

今回は、教員におすすめの年末年始の過ごし方を5つ紹介しました!

  1. 実家などでのんびり過ごす
  2. 遠くに出かける
  3. できる仕事を終わらせる
  4. 本で学びを深める
  5. 同期と集まる

年末年始はまとまった休みがとれるとはいえ、何も計画せずにダラダラ過ごしてしまうとあっという間に終わってしまいます。

「年末年始はダラダラ過ごすぞ!」と決めている場合は問題ないですが、
・新しいことを始めたい
・旅行に行きたい
・友達や家族と充実した時間を過ごしたい
などと考えている場合は、事前に計画を立てておくのがおすすめです。

貴重な年末年始の休みを無駄にせず、「楽しかった」「リフレッシュできた」「充実していた」などと思える時間にしたいですね。この記事が、年末年始休みの過ごし方を考える際の参考に少しでもなれば嬉しいです!

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