期末試験の作り方を元英語教員が紹介!

「期末試験に向けてテストを作らなければならないけど、作り方がいまいちわからない!」
「他の先生方はどんな順番でテスト作成しているのかな?」
このような悩みはありませんか?

テスト作りはなかなか大変な上、個人で行う作業なので「どんな方法で作ればベストなのか」の判断が難しいですよね。
そんな時は、自分以外の教員のテストの作り方を知って、良いところを取り入れていくのがおすすめ!

今回は、元中学校英語教員が期末テストの作り方の流れを紹介します!
紹介するのは英語のテスト作成の流れですが、大まかな部分はどの教科にも共通するところがあるので、参考にしていただけると嬉しいです!

期末試験の作り方①:出題範囲を決める

テスト作成でまず行うのは、出題範囲の決定です。
中間テストに出題済みの範囲と、授業の進み具合を照らし合わせながら、期末試験の出題範囲を決めます。
万が一期末テストの範囲が狭すぎる場合は、中間テストで出題した範囲を復習も兼ねて期末テストの範囲にも入れる、などして調整していました。
期末テスト作成前に「範囲が少なすぎる!」と困らないように、中間テストを作成する時点で「期末テストの出題範囲」の見通しを持っておくと安心
範囲を決める際に不安がある場合は、同じ教科の先生に共有・相談をするのがおすすめです。

テスト範囲が決定したら、テストの作成スタートです!

期末試験の作り方②:観点別の点数配分を確認する

テスト作りでは、観点別の点数配分の確認も大切です。
私が以前勤めていた学校では、年度始めに観点ごとの評価の点数配分を決定していました。
その配分に基づいて、テストも観点別に採点できるように作成します。

英語の定期テストで評価できる観点は基本的に、
・聞く
・書く
・読む
・文法の知識

この4つです。

例えば100点満点のテストなら、
・聞く (20点)
・書く (30点)
・読む (30点)
・文法の知識(20点)

このように年度始めに設定している場合、この点数に基づいて問題を作成します。

年度始めに設定したのに、配分を確認せずにテストを作成すると、後々調整が大変になるので、しっかり確認しておきましょう!

もし、年度始めに評価の配分をしていない場合は、バランスよく25点ずつ等で作成するのも良いですね。

配点

期末試験の作り方③:問題用紙を作成する

点数配分が終わったら、問題用紙作成に取り掛かります。
私がテスト問題を作成する際に気をつけているポイントは次の3つです。

①観点別に問題を作成する
②ワークや教科書、授業で使ったワークシートなどから出題
③リスニングCDも準備

①観点別に問題を作成する

観点別に点数を配分したので、その点数に合うように問題を作成します。
私の場合は、まずはリスニングの問題20点分を準備したら、次はリーディングの問題30点分を準備するなど、観点ごとに問題を作成していきました。

点数配分を考えながら問題を作る際は、自分で基準を作ると問題作成が楽になります。

例えば、私は基本的に次のように問題に対する点数を決めていました。
・基本的には2点
・英作文問題は3点
・選択問題は1点

観点別に問題を作成することで、自分自身も出題問題を選んだり、作ったりしやすいので、テスト作りもスムーズになります。

②ワークや教科書、授業で使ったワークシートなどから出題

テスト問題は、ワークや教科書、授業で使ったワークシートの問題をアレンジして、バランスよく出題していました。
英語の長文問題やリスニング問題は、ワークに付属してくる文章やCDを使って作成。

生徒が初めて見る問題と、ワークや教科書で実践した馴染みのある問題を組み合わせながらテストを作成することで、”英語が苦手な生徒でも頑張れば点数が取れるテスト作り”を心がけていました。
「あ!これ授業で勉強したやつだ!」と生徒が思うことで、普段の授業への集中力も高まるはずです。

③リスニングCDも準備

英語のテストでリスニング問題があるなら、忘れてはいけないのがリスニングCDの作成です。
他の教科ではない、英語科ならではの作業なので、忘れずに作成しましょう!
CDを作成したら、問題なく聞けるかを確認しておくことも大切。
テスト当日にCDを再生する環境も、事前に確認しておくと安心です。

テスト

期末試験の作り方④:解答用紙を作成する

期末試験の問題用紙が完成したら、次に解答用紙を作成します。
私が解答用紙を作成する際は、わかりやすい解答用紙作りを心がけていました。

学生の時、テストを受けていて「この答えはここに書いていいのかな?」と不安に思ったことはありませんか?
私が学生の頃は、その疑問を解決するために手をあげて質問していましたが、テストに使える時間が減ってしまって焦ることもありました。

「問題の番号」と「解答スペース」をしっかりと対応させて、どこに答えを書けばいいかわかりやすくすることが、解答用紙作りの大切なポイントです。

実際に文字を書くことを想定して、解答欄の大きさなども工夫してみましょう。

生徒にとってわかりやすい解答用紙を作ることで、テスト当日の巡回時に受ける質問も減るので、教師側にもメリットがありますね。

期末試験の作り方⑤:実際に解いて確認する

問題用紙と解答用紙が出来上がったら、期末テストはほぼ完成です!
残りは、実際に自分の作った問題と解答用紙を使って、テストを解いてみましょう。

自分で解くことで、
・この問題文はわかりやすいか
・問題番号にミスはないか
・解答欄に不備はないか

などを確認できます。

自分には無い視点で指摘をもらえることがあるので、同じ教科の先生に解いてもらうのもおすすめ。
お互いにテストを解き合って確認することで、安心して生徒に受けてもらうことができます。
テストを解きながらミスなどを修正し、模範解答まで作成したら、期末テスト作りは終了です!

必要な枚数を準備して、テスト当日までしっかりと保管しましょう!

定期テスト作りは早めに取り組むのが◎

今回は、元英語教員視点で期末テストの作り方を紹介しました!

  1. 出題範囲を決定する
  2. 観点別の点数配分を確認する
  3. 問題用紙を作成する
  4. 解答用紙を作成する
  5. 解いて確認をする

教科で細かい違いはありますが、主な流れはほとんど同じなので、英語以外の教科でも参考になる部分があれば嬉しいです。

テスト作成で大切なのは、早めに取り組むこと!
日々の忙しさに追われて後回しにしがちですが、早めに取り組むことで、
・余裕があるのでミスに気づきやすい
・テストまで時間があるので他の先生にチェックを頼みやすい

このようなメリットがあります。

定期テストは生徒たちの成績に関わる大切なテストです。
早めに取り組んで、生徒が安心して受けられる期末テストを作りたいですね!

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