「コミュニケーション力をアップさせて、学校生活や、仕事をより充実させたい!人の話を聞くのが上手くなる方法はないかな?」こんな悩みはありませんか?
人の話を上手に聞くことができれば、コミュニケーションが円滑になり、よりよい人間関係を築くことができますよね。特に、大切な人や、仲良くなりたい人との関係を良くしたい場合は、「聞く力」が大切だといわれています。話をしっかりと聞いてもらえると、相手は「自分は受け入れられている」と感じ、聞いてくれる人に対して、好感を持つようになるからです。
この記事では、中学生でも簡単に実践できる「人の話を聞くのが上手くなる方法」を紹介していきます。
5つのポイントを紹介するので、取り入れられそうなところから実践してみてくださいね!
目次
「人の話を上手に聞くためには、高度なテクニックがいるのかな?」
こんな疑問を持つ方もいるかもしれませんが、話を上手に聞くための1番のポイントは「相手を尊重しよう」というメンタルを持つことです。
相手の話を上手に聞くためには、相手のことを大切に思い、尊重する気持ちが欠かせません。
「芸人のように話す!」など、話す力のように高度なテクニックは必要なく、いくつかのポイントを抑えて話を聞くだけで、相手に「この人と話していると気持ちがいい」と思ってもらうことができます。相手に、「この人は信頼できるから、もっと話したい」と思ってもらうことができれば、人間関係がより充実すること間違いなしです。
では、さっそく人の話を聞くのが上手くなる方法を5つ紹介していきます。
関係を良くしたい相手や、大切な人と話す時に活用してみてくださいね!
人の話を聞くのが上手くなる方法①:リアクションをする
人の話を聞くのが上手くなるためにまず大切なのは、リアクションです。相手の話を聞いたらすぐに、感嘆のリアクションで返すことで、相手が「話を聞いてもらっている」という実感を持つことができます。
リアクションをする時は、「ほー!!」「そうなんだ!!」と大きめに返すのがポイントです。「人は話し方が9割」という本の中には、自分がイメージするリアクションの10倍くらいで返しましょうとの記載があります。
自分の話をした時に、「へぇ(小声)」などと、リアクションが薄い人に、話を続けようと思わないですよね。まずは、相手が話してくれたことに対して、少し大きめにリアクションすることで、相手が気持ちよく話を続けてくれるきっかけになります。
人の話を聞くのが上手くなる方法②:反復する
次に紹介する方法は、相手が言ったことを反復することです。
相手が言ったことを、単純におうむ返しすることで、リアクションに引き続き「話を聞いている」ということを伝えることができます。
反復のポイントは、相手の話を反復する時に、自分で解釈をして言い直してはいけないことです。
例えば、「私は毎朝、ウォーキングしているんです。」という言葉に、「ほー!毎朝、ウォーキングしているんですね!」とそのまま返すイメージです。もし、「ダイエットに、ウォーキングっていいですもんね。」などと自分の解釈を加えてしまうと、話している人は、「え?ダイエットのためじゃないんだけど」と不快に思ってしまう可能性があります。
話してくれたことをしっかり聞いているよ!という気持ちをこめて、そのまま反復することがポイントです。
人の話を聞くのが上手くなる方法③:共感する
人の話を上手に聞く上で、欠かせないのが共感です。相手を全肯定する姿勢が大切です。
人は、自分が否定されたと思った瞬間に、心を閉ざしてしまう可能性が高いです。また、悩みや不安を聞いてほしい人に対して、いきなりアドバイスをするのも、聞き上手とは言えません。実際に、誰かに悩みを話した時に、アドバイスをされて、「いや、求めているのはアドバイスじゃなくて、聞いて欲しいだけなんだけど…」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
話を肯定することで、相手は安心して話を続けることができますよね。
人の話を聞くのが上手くなる方法④:褒める
共感した後は、相手を褒めることが聞き上手になるポイントです。
褒められて、気分が悪くなる人はいないですよね。
褒められることで、相手は「自分が認められた」と感じ、もっとこの人と話したいという気持ちが生まれます。
話に共感した後は、その話に関連した褒め言葉を伝えてみましょう。
人の話を聞くのが上手くなる方法⑤:質問する
最後紹介する人の話を聞くのが上手になる方法は、質問です。
人は、1番関心があるのは、自分自身のことについてです。
そのため、相手から質問をされることで「相手が自分に興味を持ってくれている」という嬉しい気持ちになります。
実際、誰かと話をしている時に、相手から質問をされて嬉しい気持ちになった経験はありませんか?私自身も経験があり、「自分のことを知りたいと思ってくれているんだ」をいう気持ちが、「もっとこの人と仲良くなりたい」という意欲に繋がりました。
これらの5つのポイントを使うことで、相手は「自分が認められている」という嬉しい気持ちを持ちながら、話してくれます。その結果、話がどんどん広がり、「この人と話していて楽しい」と思ってもらうことができます。つまり、話し相手は、自分に関心を持ってしっかりと聞いてくれる相手に対して好感を持ち、関係がよりよくなるということですね。
今回は、簡単な5ステップで人の話を聞くのが上手くなる方法を紹介しました。
どれも難しい技術ではなく、「相手と仲良くなりたい」「相手を大切にしたい、尊重したい」という気持ちを持つことで、自然にできることが多いです。
学校生活や職場でのコミュニケーションをより良いものにしたいと悩んでいるなら、自分が実践できそうなものから試してみるのはいかがでしょうか。
私も相手の話を聞いた時は、いつもより大きめのリアクションをするように心がけながら、過ごしていこうと思います。
この記事が、あなたのコミュニケーション力アップに少しでも役立てば嬉しいです!
◎参考資料
・人は話し方が9割(著者:永松茂久)
・「聞く力」は複合スキル。トレーニングのコツとポイント(マイナビ)